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詩篇

詩篇 3

ダビデが王子アブシャロムに追われて逃げた時の賛歌。

1 ああ主よ。

どうして、こんなに多くの者が私に逆らうのでしょう。

どうして、こんなに多くの者から

いのちを狙われるのですか。

右も左も敵ばかりです。

2 神が私をお助けになるはずはないと、

だれもが口をそろえて言います。

3 しかし、主は私の盾、私の栄光、

ただ一つの望みです。

主だけが、恥辱にまみれてうなだれている私の頭を、

高く持ち上げてくださいます。

4 私が大声で叫ぶと、

主はエルサレムの神殿から答えてくださいました。

5 私は安心して横になり、ぐっすりと眠りました。

主が守ってくださったからです。

6 たとえ何万の敵に包囲されても、私は恐れません。

7 私は主を呼び求めます。

「主よ、立ち上がってください。

神よ、お救いください。」

すると、主は敵の顔を平手打ちして侮辱し、

彼らの歯を打ち砕きます。

8 救いは神から来ます。

神はご自分の民に、

なんと大きな喜びをお与えになることでしょう。

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